ご挨拶

"cocoro"の基本的なスタンス

私たちは東京都・神奈川県を中心とした進学塾におきまして、時には"先生"として、時には"校長"として、時には"もっと偉そうな肩書"で20年近くをたくさんの生徒たちと一緒に、そして真剣に真面目に学んで来ました。お陰さまで生徒たちや保護者様との素晴らしい出会いにも恵まれ、私たちもいろいろなことを学ぶことが多く本当に感謝しております。

ただ、塾を取り巻く環境の変化に対応した塾の組織としてのシステムの変更は悲惨な状況です。特に株式上場・店頭公開をここ数年でしてきた大手塾の場合。一番大切な主人公は生徒なのに、株主様が一番大事といった感じです。まずは減収減益を避けたいための無理ある校舎展開と無理ある校長・教室長の量産。生徒数確保のための神奈川特有な「無料!無料!」の連呼。安直な会社組織変更により疲弊した社員達の離職率の高さから来る頻繁な教師変更etc。

塾の大小・有名無名に関わらずのことですが、
マニュアル通りの教師を生徒たちの前に立たせていたり・・・
それが小6や中3の大事な受験学年だったり・・・。
受験パターンもまともに組めないのに"校長"だったり・・・。
個人面談は面談専門の先生らしき営業担当がいたり・・・。
生徒たちを利用して友達連れて来い大作戦をやってマックカードが報酬だったり・・・。
内申ALL5レベルの生徒は全額無料で塾側に勝手に志望校を決定されたり・・・。
1:3で学年も受講教科も違うのに個人指導とか称してみたり・・・

言い出せばきりがない現状が大手塾やフランチャイズの塾にはあります。当然ですがお月謝の割に偏差値・学力は伸びません。

次に来るのは、生徒さんのことを一番大切にしているんです的な顔をしながらのお決まりトーク。
「うちには個人指導のコースもありますから、そちらを併用なさってみてはいかがでしょう。」
何と申しましょうか。それなら最初からまともな教師にしっかり授業をさせてしっかり理解させればいいのに。こういう手口で客単価を上げているわけです。

あと、最近流行っているのがDVDやネットを活用したお手軽形式の塾です。初期投資も比較的少なく人件費かかりませんから、誰でも簡単に副業として開校できます。ですから、全国で年間100校新規開校がある裏側で年間100校がいつのまにか閉校しているのです。

 

私たちの頭の中は?マークだらけです。このような現状に疑問を感じ悲しくなります。そこで、私たちは、生徒たちの個人の理解度をしっかり把握しながら、個々の目標に最短距離で真剣に真面目にサポートして行きたいと思い、cocoro開校に至った次第です。

私たちが長い経験から感じていること、信じていること、cocoroスタッフの基本的なスタンスがあります。

それは、小4でも中3でも高2でも必ず持っている「分かりたい!」「出来るようになりたい!」「もっと知りたい!」というとても純粋な"気持ち=心"があります。そして、その瞬間キラキラと輝いている瞳とニコニコな笑顔があるということです。
その"心=cocoro"を大切に共に真剣に真面目に学んで行ければ幸いです。
素晴らしい出会いができますように。

平成二十三年二月吉日 cocoro教師一同


進学塾cocoro代表 佐野哲郎