高校部のご案内

高校部αコース

近年の大学入試制度変更に対応するための内申重視型の気軽な全教科対応サロン。

 大手予備校が映像授業に切り替え、昔ながらの2月一般入試での選考制度が大きく変わり、指定校推薦・AOなどを利用する高3生が当たり前になっています。まずは高校の内申向上のために、最小限の時間で最大限の効果を目指すべきです。cocoroでは対面授業での生徒との会話にこだわります。

 そこで今年度より英数だけでなく、理科・社会・古典・漢文の講座を組むことにしました。その為に対応可能な実力のある講師選定に時間を要しました。また、今後新しい英検・日本版大学生向けTOEICとも言えるTEAP採択大学が増えると思いますでの、TEAP講座の設置も視野に入れています。原則として高3は別クラス設定を致しますが、高1高2は合同で進行致します。学校のテキストを中心に指導希望の場合はPRVコース(完全1対1個別)をお勧めします。

 

(1)講師陣は学力は当然のこととして人間性と教える力を重視しています。あえて失礼な言い方をしますが、講師自身にある一定以上の学歴レベルと経験値がないと、ある一定以上の大学入試への指導は厳しいと判断しています。 
 cocoro講師のご紹介⇒元早稲田塾講師・元東進予備校講師・東工大院生・NY州立大(横浜共立OG)・名古屋工科大(湘南OB)・上智法学部(cocoroOG)・早稲田先進理工(cocoroOB)※サッカー・フットサル・音楽好きが多いです。

(2)曜日・時間帯は上記以外にも可能な限り対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

(3)4月度から日時変更・クラス増設の可能性があります。

眠らせないcocoroの高校部

 予備校とか衛星授業に通ってる割には成績が伸びない。。。何故?答えは簡単です。講師の声やDVDの音が生徒達にとっては優しい子守歌になっているケースが多いのです。さらには自習室で勉強のはずが思わずLINEでずっと友達と話している生徒達も多いと聞きます。DVDの講師は生徒を起こしてあげることはできません。自習室のチューター自身がLINEをやっているので、生徒達に注意することができません。予備校で十分な睡眠をとったはずなのに家に帰ると、何故かまだ眠いのでLINEしながら気が付くと爆睡。そして爽やかな朝を迎える。
 登校⇒午前中の授業、何故か寝る⇒美味しいランチ⇒午後の授業はシエスタ⇒部活だけは何故か頑張る⇒疲れた体で予備校に行く自分ってカッコイイ!と思う⇒DVDが子守歌⇒帰宅後LINEとともに寝る。 
 こんな毎日を過ごしている生徒も多いと思います。無料体験チケットをもらったから行ってみたら、見事にセールストークにのって妙に高い月謝になっている。今、40代50代の保護者様の時代とは大学入試そのものが大きく変わり、予備校の位置づけも同様です。

 

大手予備校が抱える問題点と2015年からの統廃合について

 あの”代ゼミ”が・・・というニュースをご存じだと思います。それ以前にTwitterなどのSNSで「今、代ゼミの自習室にいるんだけど・・・2,3人しかいない。結構怖いんだけど」といったような写メつきの呟きが昨年話題になりました。名物講師のあまりに高額な人件費の維持・地代家賃などの固定費の上昇を抑えるために、代ゼミサテラインを試みる中、ソフトランディングが不可能となりました。27校舎を7校舎に減らし、閉校となった駅前のいくつかの自社ビルを巡って早くもドンキホーテやらビックカメラやらユニクロあたりが出店争奪戦を繰り広げているようです。少子化と大学入試制度の変化にアジャストできなかったわけです。SKYの一角が崩れ始めた2014年でした。
 さらには”塾みたいな予備校”が売りであったAO入試専門塾で、高額な受講料の”早稲田塾”が”東進”に丸投げして完全映像授業に今春よりなります。”東進”にしても傘下である”四谷大塚”の赤字を補いつつ、更には今でしょ!先生のような(現在はワタナベエンターテインメント所属)パフォーマーのDVDを観るだけで合格できるだけの学力がつくの?といった空気感が中堅から上位の高校生たちの間には流れています。
 各教科を90分×20回のDVDで1年分を終了させるシステムの数回を無料体験にしています。やたらと一定偏差値上位校の生徒たちにだけ「無料体験!¥30,000分の講座を受講できます!」と言いながら今日もバイトの学生たちが招待券のハンディングをしているのでしょう。要は名簿データが欲しいわけです。後々の電話DM攻勢のために。無料体験生でも東大合格者には¥10,000で君の合格をカウントしてもいいかな?という”ご褒美サービス”があるそうです。余談ですが、実際に進学校に進んだ東大合格卒業生は上記のご褒美をいただいていました。
 やはり授業・学習はOneWayなDVD映像では無意味であり、すぐに質問に答えてもらえる環境である少人数制の双方向こそがこれからの高校生の学習スタイルではないでしょうか。無論、我々には大手予備校のようなビッグデータはありません。しかし、高1高2は日常的な学習のより深い理解、高3はAOや指定校推薦への内申アップであれば短時間で最高の学習効果を追求すべきです。少人数だからこそ可能なのです。